☆STEPの出版理念
つくば市を、地方の個性を豊かに生かしたまちにすべく、出版活動を行ってきました。つくばで頑張っているユニークな人たちの掘り起こしや、個性豊かな研究者たちの研究成果や生き方を普遍的視点からわかりやすくとらえた啓蒙書の刊行にも力を入れてきました。また、地球規模で進んでいる自然環境悪化をくい止めるために、日々活動している方々の運動や研究も紹介しています。
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■当社刊行物案内■
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■坂口喜代光著
シベリア抑留──生命の足掻き
まえがき
私は三十数年間、小中学校で教職についた。
東京都の某中学校で、一年生の担任をしていた時のことだ。
喧嘩だ! との通報で、現場へすっ飛んだ。
ところが、両方とも大声を上げて泣いていた。そして、何かぶつぶつ言い合っている。
「オレが悪かった」
「いや、オレの方が悪かった」
と言い合っているではないか。
彼らは確かに喧嘩をした。が、すぐに互いの信頼関係に気づく。相手を思いやる気持ちが、泣きながらも、反省の言葉を呟かせていたのだ。
この事件は、半世紀以上も経った今日でも、私の心に燦然と輝いている。
喧嘩して勝てば胸を張る。負ければ復讐の念に燃える。これが戦争だ。戦争に正義も聖戦もない。そして、戦場に送られるのは、弱い立場の者たちである。戦場では相手を殺さねば自分が殺される。誰だって死にたくはない。
私は、述べたい。大東亜戦争といわれたあの戦争が、国益を実現するためにどのように遂行され、その結果どのような悲劇が生まれたのか。私の体験と見聞きした事実を、フィクションを加えず、正確に述べてゆきたいと思う。
著者略歴
大正15年(1926年)鹿児島県川辺郡加世田町生まれ
鹿児島大学臨時教員養成科修了
日本大学通信大学部西洋哲学科中退
国学院大学文学部卒業
鹿児島県小学校教諭、東京都中学校教諭、鹿児島県中学校教諭
退職後郷里にて農業
趣味:俳句、盆栽、寒蘭、読書
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■吉武和治郎著
筑波山を歩く
A5判 2009年11月初版 1,470円
2009年10月には、『筑波山を歩く』というA5判の本を編集出版いたしました。『常陽新聞』に3年近く連載された原稿を持ち込まれたのですが、私自身、そろそろ体調がおかしくなり始めていた際だったので、どうしようかと随分迷いました。結果的には、関係者のお勧めもあってお手伝いをすることになり、茨城新聞社、朝日新聞社などに大きな紹介記事が載ったりしたため、お蔭様で随分売れました。
“お山”を荒らす犯人を摘発、説得しなければという意味もあっての出版で、筆者も必死で実例を集め、実地の体験を的確に表現して多くの理解者も得ているようですが、中には、そんな忠告に耳を貸すことなく、とんでもないことがお山で起こっていることを、遠慮会釈なく紹介しています。ほんとに山の好きな人には是非読んでもらいたい本だ……というのが多くの理解ある方のご意見の模様です。
昨年は、春から夏にかけて、土浦市内のホールや、つくば市内の公民館のようなところで、筆者の公開講座が開かれました。九州は福岡県の出身で、高校生時代に、近所で採集した植物を担任の先生にお目にかけたら、「その植物は茨城大学のこれこれの先生が専門的に研究しているから、送ってみてご覧」と助言され、それがご縁で、吉武さんは、茨城大学を受験、そのまま、茨城県の県立高校の先生になって、今日に至っているのだそうです。一人の人間の生き方としても、非常に興味のあるお話しではないでしょうか。300ページ超のご本で、カラー写真どっさりです。
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■たちやまさお詩歌集
『故郷の道』
A5判・横 108ページ 1,050円
たちやさんは、福島県相馬市のご出身で、現在は土浦市在住。つくば市の国立研究機関にお勤めだった方です。
本のタイトルにあるように、主として、故郷の自然と暮らしを回想しながら綴られた、歌唱にふさわしい詩100編が収められています。もちろん、筑波近辺の風景の詠み込まれている作品もございます。
お近くの書店でお申込みいただくか、直接、小社にお申込み下さい。代金後払い、送料100円で即刻発送いたします。
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■藤田 佑子著
『マダム藤田のパーティー料理』
A5判 オールカラー 144ページ 1,470円
藤田さんは、かつて月刊誌『筑波の友』の懸賞論文に入選され、入選作の発表をきっかけに同誌に連載された文章を「すばらしい出会い」という本にまとめて小社から出版なさいました。好評のため完売。その後のご活躍の成果が今回の出版に結びつくことになりました。
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■安部奎輔著
藤澤勘兵衛と研究学園都市の概成
B6判 1,326円
同じ筆者の『藤澤勘兵衛と土浦用水』に続く作品。筆者は、第一部では、日本の敗戦で始まった科学技術の振興による国力発揚のための官僚たちの動きと、純農村地帯だった桜村の大地主藤澤勘兵衛氏らの行動を追い、第二部では、「試験研究及び教育を行うのにふさわしい研究学園都市を建設するとともに、これを均衡のとれた田園都市として整備」するとうたわれていたはずの行政目標から、「田園都市云々」が剥落していく過程を克明に描く。
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■秋山桑人/画文集
続々々職人職業漫
A5横組 1,575円
『職人職業漫筆』『続職人職業漫筆』に続く続編。
全体は3部に分かれる。
第1部は、「へっつい屋」「養蚕教師」「庭師」「電工夫」など、現在では見られなくなった大正時代の職人の姿を丁寧に描いた作品。
第2部は、筆者の画家としての人生を彩る画期的な出来事をユニークな人物との交流を通して再現した文章。中でも、若き日の画友の残した絵と上田の「無言館」で対面するに至る物語や、太平洋戦争末期に偶然のことから付き合うことになったポール・ジャックレーとの交流物語は圧巻。特に、ジャックレーとの出会いのきっかけを作ってくれたやっちゃんこと村山泰との出会いが面白い。 4年前、横浜美術館でポール・ジャックレーの展覧会が行われた際、驚いたSTEPの竹島が横浜美術館に趣き、ジャックレーの作品として展示されている作品の中に、茨城県潮来の何某と記載のある作品を発見。秋山画伯に報告したことから、秋山画伯と横浜美術館の学芸員との会談が実現。ジャックレーの遺族が、潮来にもし、その絵のモデルになった方が存命ならば云々ということになり、竹島が遺族から手掛かりとして与えられた固有名詞をたよりに調査した結果、モデルの人物は判明したが、もちろん故人となっており、遺族との会談は実現できなかった。ただ、意外な事実が判明した。泰さんは、現在ヨーロッパ滞在中の著名な日本人画家村山密さんの弟だったのである。そこで、密さんがたまたま日本に帰国したとき、近隣の方に聞いてみてもらったが、密さんはジャックレーに会った覚えはないとのお返事で、結局、2人の画家の縁を結ぶ線は見つからないうちに調査は終結した。
第3部は、大正時代に筆者が起居した村の物語である。北から南に向かって流れる小貝川に沿って開けた寒村であったという。70軒ばかりの専業農家であったが、道路の両側に不思議と商店ばかりが密集しているところがあった。せんべい屋、駄菓子屋、車屋、雑貨屋、高級な菓子屋、そして煮染め屋とあって、最後が橋番となる。小貝川に渡されていた木の橋で、1回1銭の橋銭をとった。そして橋を渡れば金村である。金村は金村別雷神社の門前町として栄えた村で、この村の花街についての抱腹絶倒の昔ばなしが、本書の最後を飾ることになる。
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■長岡健一郎文/秋山桑人画
大正っ子筑波野ものがたり
A5変形 1,835円
入道坊主/狐二題/明治ご一新余聞/三又沖の決闘/三河万歳/でいでい坊/笹神さま/祝言嫁取り・婿取り/蚕を飼うころ/蛾取り/井戸げえ/大地震/淡島まつりと三峰まつり/香具師/夜廻り/ランプ掃除/門付け…
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■石塚弥左衛門著
山は筑波嶺──文人群像
A5判 2刷 1,575円
古事記、常陸風土記、万葉集から、徳川光圀、斉昭、そして横瀬夜雨、長塚節、野口雨情、島崎藤村、与謝野晶子、井上靖に至るまで、筑波を詠み込んだ文人たちの作品群を網羅。
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■佐藤 正著
筑波の小さな恋人たち
A5判 2刷 2,038円
写真集 筑波の野に咲く「自然の美」
序文・青木芳郎(前筑波山神社宮司) 「生命の流れの長い時を瞬時に経過して巡り合った知己だけに見せる花の喜びの一つひとつが、今度一冊の本にまとめられて出版された。筑波山の奥行きが深くなって大変ありがたいことである。」
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■学園都市の自然と親しむ会編
洞峰公園 つくばの自然誌?U
──都市の水辺のあり方を求めて
A5判 1,528円
自然観察へのお誘い(動物編)……洞峰公園と周辺の鳥たち/洞峰沼のトンボ/ツクバのガマは生き残れるか
自然観察へのお誘い(植物編)……洞峰公園周辺の草花たち/洞峰公園の水生・湿性植物/絶滅のおそれある植物たち/気象研究所・高層気象台構内の植物/洞峰沼周辺の樹木観察
洞峰沼とその周辺今昔……洞峰沼・その昔/洞峰沼とその周辺の生い立ちを探る/洞峰沼と周辺の歴史/洞峰公園の概要
座談会「都市の水辺はどうあるのが望ましいか」
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■学園都市の自然と親しむ会編
筑波山 つくばの自然誌?T
A5判 3刷 1,223円
私の筑波山/私と筑波山とのかかわり/筑波山の地質と山の成り立ち/筑波山の温暖帯について/筑波山測候所/筑波山の気象/筑波山の植生/筑波山神社境内の樹木/筑波山の特徴ある植物/筑波山の昆虫観察/調べてみたい筑波のチョウ3種/恋瀬川の魚たち/筑波山の鳥たちの四季/ソウシチョウ/筑波山と筑波研究学園都市/コースガイド
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■学園都市の自然と親しむ会編
つくば研究学園都市と自然──その歩みと明日への提言
A5判 2刷 525円
推薦のことば/住井すゑ
「学園都市造成以前の風景」「筑波の街のガマガエル」「つくばのランドスケープを創る」「つくば市の自然――調査・計画・保全」など……
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