
表紙絵/出竹くみこ(横浜市・小学校3年)「ブレーメンのおんがくたい」
(指導/今給黎博子)
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特集の主旨
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生活科がはじまって10年以上が経ちます。生活科の現状は今、どうなっているのでしょうか。
ゆとり教育が失敗だったと言われる中で、生活科も学力低下の原因のように言われています。生活科がそのような見方をされるのは社会的な背景が大きいと思いますが、副読本ができたことの影響もあるでしょう。副読本ができたことで子どもと教師が一緒になって学べるような魅力ある実践ができにくくなっているのではないでしょうか。 生活科をめぐる現状はどうなっているのか、その実態を探ることで今の生活科の問題点や展望を発見し、生活科の時間をもっと生かしていくためのヒントを得たいと思います。 |
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もくじ
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表紙の絵 ● 指導/今給黎博子 グラビア/様々な人々の架け橋を目指して/ボランティアサークル言の葉 おや・おや ● 小谷地智子/『はちみつレモン』と我が家の子育て 北から南から/教育情報・番外編 ● 内藤良一/生活をきりひらく人間を育てる シリーズ/日本国憲法と私たち/第7回 ● 春日井敏之/ 連載/教師誕生の記/第七回 ● 木村勝保/権力と私との関係のはじまり 連載/教育してます?II/vol.7 ● 内田春菊 連載/らららとラララン/第7回 ● 祖父江真奈 特集/実践1 ● 中河原良子/子どもと親とつくった綿物語(最終編) 特集/実践2 ● 和田 仁/ 特集/論文1 ● 金馬国晴/対象・道具で他者と「つながる」活動中心の生活科 特集/論文2 ● 小川修一/ 実感のある学びをつくる授業 ● 神山裕則/ 研究部/子どもとともにつくる生活教育の実践 ● 北川 茂 第58回日生連全国研究・第45回道民教合同研究集会報告 今月のうた ※休載 |
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編集後記
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子どもは失敗しながら学び成長するもの」そんな当たり前の子ども観が、あたりまえではなくなってきてしまっています。
子どもたちは、自分の身の回りの生活からたくさんの「不思議」や「楽しさ」を見つけ出して、それらに働きかけながら大人の目線では見つけられないたくさんの発見をしてきてくれます。子ども同士の学びあいの中で不思議や発見はもっとふくらんでいきます。生活科は、そういう子どもの発見や学びや失敗が保障されている大切な学習だと私たちは考えています。 与えられたものを与えられたように覚えることが本当の学力だとは考えていません。現実の世界に疑問などを持ちながら共に生きている仲間たちと考え探求していくことが、生きていく力であり学力につながるのだと思うのです。「正しい」結果だけを常に求められる学習は子どもたちにとって楽しいものにはなっていかないでしょう。 生活科の中で子ども達の試行錯誤が許されていくこと・豊かに学ぶ力がたくわえられていくことが、子どもたちが主体的に学ぶ力になってくれると思うのです。ですから、この「生活科」が子どもたちにとってそういう存在で豊かにあり続けることを、大事にしていきたいと改めて感じます。 |
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