2004年9月号(通巻第670号)
特集 ● 「教師」を生きる──今、教師に問われているもの
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表紙絵/江川れい子(和光小学校3年)
「波のり」
「ザザー ドーン」大波がきた
めをつぶって おもいきり とびあがる
体がふわーっとういて ぐるぐるまわった
なみのりはたのしい
(指導/落合利行)
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特集の主旨
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今、日本中の心ある教師は、外からも内からもうちよせてくる理不尽な大波とたたかう毎日といっても過言ではない。その中でできる限り力を貸しあって、子どもたちに向き合い、教育をつくっていく。その毎日は、さながら嵐に立ち向かう風車のように、勇ましく目まぐるしい。
このような活動を支える元気のもとはどこから出てくるのか。「この仕事は素晴らしい」と思える瞬間をどこでつかんでいるのか。一方、教師という仕事について、何を大切と思い、何を脇にどけてよいものと考えているのか。 「もう疲れた」という仲間に、また「これから出発する」という仲間に、そしてまたこれからも頑張ろうと思っている仲間に、現場に根づいた仕事のあり方を紹介し、心からのエールを送りたい。 |
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もくじ
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グラビア/初めてのパン作り(和光小・鎌倉学級) ● 宮原洋一 おや・おや ● 羽田則子 かんたん工作/つ・く・ろ ● 欅田ゆう子 私もひとこと ● 藤村麻奈 連載/第12回 ● 風吹ジュン 連載「UNDERGROUND」/第6回 ● 後藤竜二 連載「教育、生活、宮沢賢治」/第18回 ● 三上 満 特集/実践1 ● 宮城アケミ 特集/実践2 ● 高橋亨聡・山岡雅博 特集/実践3 ● 浅輪和代 特集/論文1 ● 森川紘一 特集/論文2 ● 勝野正章 北から南から/教育・サークル情報 ● 春日井敏之 実感のある学びをつくる授業 ● 成田 寛 研究部/子どもとともにつくる生活教育の実践 ● 日高泰人 日生連第56回夏季全国研究集会速報 ● 杉見朝香 みてきいてよんで ● 岸 康裕 |
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編集後記
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夏休みには、教職を忘れ、のんびり豊かな生活を過ごし、新学期へのエネルギーを充電して9月を迎えるはずであった(昔話になってしまったようである)。近隣の小学校では、この4月、たいした議論もできぬまま2期制がしかれ、中には7月いっぱい弁当持ちの4時間授業(給食センターが休みのため)や地域の人のボランティアも得てカルチャースクールのような計画が8月中旬まで繰り広げられる学校もあるという。異常事態ではないか?
また、子どもたちの「うぜぇ」「あっちいけ!」等の攻撃的な言葉や反社会的行動に教師としての誇りも人間としての心も傷つき凍てついて、更に管理職からの容赦ない攻撃に心身共に疲れ果て、病欠・退職者が増加している。停年まで後数年、たくさんのすてきな実践をつくってきたベテラン教師仲間もやめていく様を見て、「もったいない、日本の教育界の大きな損失よ」と感じている。「ちょっと待って! もう一度考えてみよう、私達教師の仕事の魅力を。けなげな子どもたちの輝く瞳を。そして、もう一度初心に返って、今号の特集『教室で必要な教師の感性とは』(森川論文)、『開かれた学びあいで教育評価を乗り越える』(勝野論文)に学び、がんばってすてきな実践をつくっている仲間から、勇気とエネルギーをもらって、一緒に『未来に生きる子どもたち』と生きましょう」そう、私は言いたい。 そういう私自身も昨年度末から今年度はじめまで心身ボロボロでした。でも、教師の魅力、子どもたちといろいろな世界をみつけ、驚き、喜んだり苦しんだり学びあえる楽しさを知り、未来につながる生き方をしたいと思いました。生きる限り努力し続けたいと思いました。感傷的でしょうか? (中河原良子)● |
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