From Me To You

イラスト

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2003/01/31(金)

 今回のウルグァイの本の表紙カバーデザインの検討は、こちらのページをお二人の著者とSTEPの社長・竹島さん、あとイラストを書いてくださった著者の娘さんにも見ていただきながら、インターネット経由で行ってます。
 以前は、うちで作ったものをレーザープリンタで出力してファックスでお送りするか、色を見ていただく必要があるものはカラープリンタで出力して宅急便でお送りしていました(近くであればもちろん直接伺って打ち合わせをすればいいんですが、やはり茨城県のつくば市までとなると……)。
 だから、表紙カバーのように色を見ていただく必要があるものは、早くても1日のタイムラグがあったわけですが、いやー、これは便利。アップしたらすぐ電話して、同じ画面を見てもらいながら相談できるんですからネ。
 もちろん色の見え方はディスプレイによってずいぶん違うので、あんまり厳密なチェックには使えないんですが、それでもだいたいの感じは伝わる。
 「なんでもっと早く気づかなかったんだ、バカバカ!」と、さっきまでは悔やんでたんですが、よーく考えてみたら、前回書籍の仕事をしたときにはまだこのホームページは存在してなかったんですよね。今、これを書いていて気づきました。
 「う〜ん、そうかぁ。それだけでも、このホームページを開いた甲斐はあったわけだぁ」と、今はちょっとうれしい気分。

 話はかわって、きょう、宮谷さんから『生活教育』の連載最終回の原稿メールをいただきました。そう、3年間、いつも拝見するのを楽しみにしてきた宮谷さんの連載が、この3月号でついに終わってしまうんです。とっても残念……。
 でも、さっそく読ませていただいたんですが、最後までパワー全開という内容で、そのことはうれしかったなぁ。
 3月号、どうぞお楽しみに。


2003/01/29(水)

 ウルグァイの本(『ビバ!ウルグァイ──ワールドカップを制した人口300万人の小国』)の本文版下の制作がようやく終了、さきほどつくば市にある出版社(株式会社STEP)宛の宅急便を出してきました。フーッ。
 あとは、見返しと表紙と表紙カバー版下の作成ですが、とりあえずひと段落。

 ところで、私はきょう知ったんですが、政府は「日本育英会」を廃止して「学生支援機関」という名の独立行政法人をつくるという法案をこの国会に出そうとしてるんだそうです。みなさん、知ってました?
 私自身、大学生のときには奨学金のお世話になったし、今高2の娘もいちおう大学進学をめざしているので、他人事ではありません。きょう和光大学の学生さんから聞いた話によるとその内容は、「奨学金への公的支出を抑えるため」に、1)高校生の奨学金は都道府県に責任を負わせ、2)大学院の返還免除は基本的に廃止し、3)学生本人に保証料を払わせ、4)不払いや返済の遅延に対する滞納金の取り立てを民間業者に委託する、んだとか。なんと貧しい……。

 だいたい授業料自体が高すぎます。私が大学に入った1972年の国立大学の入学金は今から思えばウソのようですが、12,000円でした。授業料も月額1,000円で年間12,000円。たしかに物価水準は今と違うにしてもその違いはたかだか2〜3倍程度のものではないでしょうか。それが2年生になる1973年4月から「受益者負担の原則」「公私格差の是正」という理由で3倍化されたんですが、それでも年間の授業料は36,000円でした。
 じゃあ今は?……ということで、さっそくヤフーで検索して調べてみました。結果は「えっ!」でした。
 昨年度の国立大学の入学金は282,000円、年間授業料は496,800円。で、私立大学の平均入学金は286,528円、年間授業料は799,973円とのこと。あらためて「高いなぁ」とは思いましたが、まぁこんなもんだというのは知ってました。
 びっくりしたのは、「公私格差の是正」があれから30年がたって、見事?に達成されていたこと。資料によれば、1975年度時点での「公私格差」は入学金で1.6倍、授業料で5.1倍だった(まだ入学金・授業料ともに12,000円だった1972年度時点であれば、入学金で4倍以上、授業料で15倍程度の「公私格差」があったんでしょう、きっと)のが、昨年度は「入学金1.0倍、授業料1.6倍」にまで縮まったんだそうです。でも、これって「公私格差が是正された」とか言って誇れるようなことなんでしょうか? 私立大学の学費が安くなって「是正」されたというんならともかく、国立大学の学費を72年度までの12,000円から見たら41倍化(73年度以降の36,000円から見ると約14倍化)しての「是正」なんですから……。
 諸外国ではどうなってるかというと、たとえばフランスでは大学の学費はなんと無料なんですって。しかもその上に、返済する必要のない「給与制」の奨学金が全学生の約2割に支給されているとのこと。まったく……ため息がでます。
 それと、いかにも「受益者負担」の国という感じがするアメリカでさえ、学生の約7割以上が学ぶ州立大学の学費こそ約49万円と日本とほぼ同じですが、意外にも?「給与制」の奨学金が州立大学に学ぶ全学生の約半数に支給されている!んだそうです。

 昨年、和光高校教員時代の元同僚である鈴木伸男先生から、今フィンランドの大学院で木工デザインの勉強をされている息子さんの学費がタダだと聞いて、「外国人でさえ授業料をタダにしてしまうフィンランドという国のなんと豊かなことか」とびっくりするとともに、思わず娘に「大学に行くならフィンランドへ行け」と言いそうになったりした?んですが、今や民間金融機関の「教育ローン」とほとんど大差なくなってしまっている「日本育英会」の奨学金制度さえもなくした上に、年間2万円以上(文科省によると最低でも24,000円、できれば?36,000円にしたいという意向のようです)もの保証金をとって、しかも滞納すればまるでサラ金みたいな取り立てまでしようなんて……、これじゃあ、大学を卒業しても、誰も「社会の世話になった」なんて思わないだろうなぁ。
 「受益者負担」という言葉、「教育にはなじまない言葉だよなぁ」とこれをはじめて聞いた大学1年生の時に思ったことを今でもよーく覚えてます。「教育を受けること」に「本人が利益を受ける」側面があることを否定しようとは思いませんが、でもそれだけではないのも確かなことですよね?
 たとえば、鈴木先生の息子さんはフィンランドという国に対してどんなふうに感じてるんだろうって、その話を聞いて以来、時々考えてたんです。利子付きで返済しなければならない奨学金(普通の感覚ではそれはもう「奨学金」とは呼べないと思うんですが)を、しかも保証料まで払わなければ貸してもらえないなんてことになったら、この国の大学生はいったい何を感じるんでしょう? 日本は貧しい国です、ほんとうに……。

 話はがらっと変わりますが、きょう、アップルコンピュータから、私が昨年12月に購入したマックの後継機種が早くも発表されました。性能はアップ(クロックスピードでいうと2割強)して、価格はダウン(2割弱)です。いつものこととはいえ、う〜ん、悔しい! いずれこうなると覚悟はしてましたが、せめてあと3か月くらいは聞きたくなかったなぁ……。


2003/01/24(金)

 毎日がすぎるのが早い!です。 ここ数日は食べてる時と寝てる時以外はほぼずっとパソコンの前にいて仕事をしてた感じ。運動不足の解消を体が求めているからかだんだん貧乏ゆすりもひどくなってきたりして……。(んなわけないか)
 昨日やっと土浦二高化学部の本の初校直しと表紙カバー見本の作成が終わって二校(2回めの校正)を発送。その後はさっきまで『生活教育』3月号の原稿のテキスト入力をしてました。今晩、『生活教育』の編集会議があるんです。いつもその場で校正をしていただいているもんですから、それに間に合うように昨晩と今朝いただいた原稿を時計とにらめっこしながら打ち込んでいたというわけ。
 で、スクーターをとばして和光中学校までその校正紙を届けに行き、今帰ってきたところです。

 ところで、『生活教育』2月号にミスがあったことを事務局の中村さんから教えてもらい、ちょっと落ち込んでます。
 「総合学習・私たちの提案」の筆者・和田仁先生の勤務先のところ、本当は「東京・和光鶴川小学校」とするべきところが、前月号の同じコーナーの筆者・今倉先生の勤務先のままになってたんです。いつも前月号の版下を下敷きにして新しい号の版下をつくっていくから、時々こういうミスが起きてしまうんですが……。2月号は直前まで入稿そのものができるかどうかでドタバタしてた(01/14の項参照)からということもあるんですが、ともかく、和田先生、ごめんなさい。

 さて、これからウルグァイの本の仕上げの作業に戻ります。こちらは26日の夕方までに仕上げて発送の予定。ああ、忙しい!
 でも、今や世の中には仕事がなくて困ってる人がたくさんいる(自然にそうなったというのではないから腹がたちますが)んだから、こうやって仕事があるってことは、とっても幸せなことなのかもしれないなぁ……。


2003/01/18(土)

 14日以降、マック不調のせいで遅れていた書籍の仕事に集中していました。株式会社STEPから来月発行される予定の『ビバ!ウルグァイ』というタイトルの本です。その初校用ゲラを16日の夕方に発送して、次は中断していた土浦二高化学部の本の初校済みゲラに基づく直し作業。で、きょうはひと段落ついたので、久しぶりに宮谷さんの連載と丸木先生の連載を、それぞれ3回分ずつアップすることができました。
 宮谷さんの連載、今回分から、誌面を画像形式でそのままのせていた今までのやり方から、テキストデータとしてのせるやり方に体裁をかえました(これもマック不調のあおりです。詳しくは1月5日の項をご覧ください)。文字の読みやすさ自体はこちらのほうが数段上だからいいですよね? でも、丸木先生の連載は元データそのものが消失しているので、こちらは手元にある雑誌の実物からスキャンするしか方法がありません。あわせてご諒解ください。


2003/01/14(火)

 本日早朝、2月号の入稿を「無事」終えることができました。大げさでもなんでもなく、心の底から?ホッとしています。
 最後の原稿をいただけたのが昨晩の10時。それで最後までハラハラしたということもあるんですが、それよりもなによりも、実は仕事用のマックが12日になって急に再び起動不能の状態になってしまって、今度はもう何をやってもダメ。一時は「2月号の期日どおりの発行は無理かもしれない……」と血の気が失せるような思いをしていたからなんです。

 なおったとばかり思っていただけに今回のトラブルはこたえました。
 今、版下作成用に使っているレーザープリンタは新しいマックのインターフェイスには非対応なので、接続できるマックはもう今から5年前に販売された機種が最後。だから、12日夕方の時点で唯一残されていた道は「仕事用に使ってきたマック(Power Macintosh 8500)と同系列の中古マックを今すぐ手に入れて、それにプロテクトのかかった書体と製作中のデータが入っている内臓ハードディスクを移し替える」ことしかありません。そこでともかく秋葉原へ。
 で、運良くまったく同型の8500を手に入れることができた(値段はなんとたったの9800円。うれしいような悲しいようなちょっと複雑な気持ち)んですが、まだ安心はできません。何故なら、もし初代8500のダウンの原因がハードディスクにあったとしたら、2代目の8500に移し変えても結局同じことですから。
 家に帰り着き、すぐにメモリとハードディスクを2代目の8500に移し替え、起動ボタンを押したのはもう夜中の12時を過ぎていましたが、それまでのドキドキが大きかっただけに、ちゃんと起動することが確認できた時の安堵感はひとしお。5年くらい前、入稿しめきりの前日にプリンタが壊れたことがあって、その時は夜中に、たしか四谷にあった24時間営業の出力センターにデータをもってあわてて駆け込み、担当の方を拝みたおして?翌日の入稿になんとか間に合わせることができたんですが、その時以来の「心の底からのホッ」でした。

 怪我の功名というべきか、2台分のメモリをつんでだいぶゆとりのできた2代目8500は今のところ快調で、いくぶん作業も早くできるようになりました。
 でも、いつまた突然こわれるかわからないし、新しいマックを早く仕事に使える状態にしないといけないんだよなぁ。それにはもちろん「先立つもの」がまた必要になってくるんで、頭(懐?)がいたいんですけど……。


2003/01/08(水)

 この間何人もの方から、「パソコンの修復、たいへんですね。実は私も……」という励ましのメールをいただきました。うれしかったぁ。やっぱりみなさんそれぞれに苦労された経験をお持ちなんですね。
 そんなこんなで今年は年賀状ができあがったのが1月3日でした。今年の年賀状ではホームページの宣伝もさせてもらったんですが、一昨日あたりからその効果か?アクセスカウンターの数字がだいぶすすむようになりました。初めてお訪ねいただいたみなさん、これからもどうぞごひいきに。

 さて、『生活教育』2月号の入稿日がまた迫ってきました。でも、今月もまだいただけていない原稿が○本も……。
 夕方、印刷所の高村さん(いつも無理をきいていただいている担当の方)からお電話いただき、「表紙の版下、今回からデータでもらえませんか?」と頼まれました。今までは、うちのレーザープリンタで出力したものを版下としてお届けしていたわけですが。(デジカメでとられた写真については、すでに先月号から製版所へそのままデータ入稿する方式に変えています。もっともよそではとっくにそうしてたんでしょうが)
 でも、いくら印刷をめぐるシステムが簡単便利になっても、元になる「原稿」がなければ我々には何もできません。ということで、原稿まだの先生方、どうぞよろしくお願いします……ね。

 それと、これを忘れちゃいけない。このところ新聞やテレビでは「やむなし」みたいな報道の仕方がされてて頭にきてるんですが、私は「消費税率アップ」絶対反対です。(そんなことより「政党助成金制度なんかいらない」ってなんでテレビでは誰も言わないんだ 金欲しさの年末の新党結成なんて毎年のことながら本当に見苦しい。この制度が政党や政治家の堕落を助長してるのは明らかなのに。)


2003/01/05(日)

 遅ればせながら、新年おめでとうございます。
 でも、ちっともおめでたい気がしないのは私だけでしょうか? 年があけても今年が去年より暮らしやすい年になるとはとうてい思えません。「多年度税収中立」などとたいそうなことのように言ったって、要は「大企業の税金をまける分だけ庶民から税金をまきあげてバランスをとる」ということでしょう?
 平和の問題も深刻だしなぁ。アメリカのイラクへのやり口は、まるで太平洋戦争の時の日本に対するそれとそっくり。あの時の日本も、今のイラクや北朝鮮も、もちろんほめられた国の状態でないのはたしかだけど、フセインにしてみれば「おまえだけには言われたくないよ」という心境だろうなぁとつい同情してしまいます(なんせアメリカこそが最大の「大量破壊兵器」保有国なんですから)。まるで筋書きどおり運ぶためにアメリカが無理に理屈をつけて起こそうとしているような戦争に、日本はさっさとイージス艦を派遣して協力してしまって……。

 さて、昨年のつづきで不調だったマックについての続報です。結論からいうと2日の夜になってようやく正常に動くようになりました。「代償」はけっこう高くつきましたが……。
 OSの再インストールでダメ、本体の分解清掃をやってもダメ、で、ついにあきらめてハードディスクの再フォーマットをした(これをやるとプロテクトのかかったフォントが使えなくなってしまうため、古いフォーマット形式のまま7年間もがまんして使いつづけてきました)んですが、これでもダメ。最後に思いついたのが、5年ほど前にパソコンの心臓部=CPUをより高性能のものに交換していたんですが、それを本体にもともとついていたものに再交換すること。で、さっそく試してみたら……なんとあっさりふつうに動くようになりました。問題はアップグレードしたCPUカードだったというわけ。
 「なんでハードディスクを再フォーマットする前に気づかなかったんだ」と悔やみましたが、もう後の祭り。今さら消したフォントは戻ってきません。新しいマック用にとってあったアップグレード用のフォントを古いマックに入れることに(どちみち新しいマックは今のレーザープリンタにはつなげないのですから)。ところがここでもまた新たな問題が……。新しいフォントは同じ書体のはずなのに、大きさが微妙にちがうんです。だから以前の書類を開くと、文字がオーバーフローしてしまって、もうレイアウトはめちゃくちゃ。それに新しいプリンタドライバーではプリントができないし……、といった具合でAの問題を解決すれば新しいBの問題が、Bの問題を解決すればまた新しいCの問題が、で、Cの問題を解決したらさっき解決したはずのAがまた問題に、というようにどんどん新しい不具合が出てきてしまうんです。
 そんなわけで、まだ微調整の最中なんですが、とりあえずはほぼなんとか仕事にかかれる状態に戻りつつあります。ふーっ、疲れたぁ。

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